メンバー紹介
菊池 夢美 MUMI KIKUCHI

2010年,東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程卒業 博士号(農学)を取得
2014年〜,京都大学野生動物研究センターに研究員として所属
2007年からブラジルの国立アマゾン研究所(INPA)との共同研究を開始しました.
2017年から,ペルーのイキトスにあるアマゾンレスキューセンターと共同研究を開始しています.私は主に,保護したアマゾンマナティーを再び川へと戻す「野生復帰」事業に協力して,放流後のマナティーの行動調査を行なっています.他にも,鳴き声や心拍の計測,環境DNAなど,興味を持ったり,必要な研究はなんでも展開しています.
アマゾンマナティーはアマゾン川の固有種ですが,川の水は白濁していたり,茶褐色だったりと,水質が濁っているので彼らを観察することはできません.未だに彼らの生態は謎だらけです.私はそんなマナティーのことをもっと知りたくて研究を続けています.
当団体では,研究を発展させるだけでなく,日本国内外で新たな教育プログラムを展開します.これまでの研究で得た知識や経験を活かして環境教育やそれに関わる事業を展開します.
アマゾン川での調査や研究の様子は,2017年6月18日放送の「情熱大陸」で紹介されました.詳しくはFacebookページの「CV」をご覧ください.

田中 将太 SHOTA TANAKA
2016年 日本企業で約3年間働いた後に、青年海外協力隊で環境教育隊員として参加
2108年 日本へ帰国,株式会社ビズリーチへ就職
青年海外協力隊では,まったく希望もしていなかったペルーアマゾン川流域の町「イキトス」に赴任が決まり,ここで2年間活動しました.環境教育を拡める活動をイキトスの大学生と一緒に行いました.そして、すっかり、自然・文化・食物豊かなペルー・アマゾンの奥深さに魅了されました。
現在は、日本の企業で働きながら、当団体の立ち上げ、運営に携わっています.当団体では,環境教育プログラムの企画や、プロジェクト管理をしていきたいと思っております.

2004年から横浜市公立小学校教員として勤務
2016年度、JICA横浜の教師海外研修(ブラジル)に参加
2010年から横浜市立宮谷小学校にて勤務しています。2016年にJICA横浜が行っている教師海外研修(ブラジル)にリーダーとして参加しました。国立アマゾン研究所で、偶然に菊池夢美さんと出会い、マナティやアマゾンの神秘さに魅了されました。これをきっかけに絶滅の危機に瀕するマナティを教材にして、国際理解教育の実践を行いました。
学校教育におけるワークショップや探究を専門としています。2014年には『読書家の時間:自立した読み手を育てる教え方・学び方』(新評論)を出版し、リーディング・ワークショップをはじめとした子どもが自立的に学べる学習デザインについて、実践を続けています。
当団体を起点に、子どもたちが気づいた自然や環境を大切にし、そこから自分で学ぶ楽しさを感じられるようにしていきたいです。

こくぼ ひろし HIROSHI KOKUBO
広告代理店に入社後PR会社に転職し、環境・CSRコミュニケーション専門チーム立ち上げを行う.その後,総合映像プロダクション企業のプロモーション制作事業部に入社、広報・PRチームを立ち上げ、ソーシャル関連のベンチャー企業を経て独立.
社会課題を解決するためのPRディレクションを生業とし、社会課題解決に取り組む人をPR領域から後方(広報)支援を行っています.
NPO/NGOの広報基盤強化のための支援にも取り組んでいます.
「INTERNATIONAL MARKETING EXCELLENCE AWARD 2014」金賞
第12回JPMプランニング・ソリューション・アォード「ベスト・プロモーショナル・
プログラム賞」を受賞