ブラジルと日本の学校の違い②(全2回)

兵庫県公立 高校教員 利山 彩(りやま あや)


私はブラジルのマナウスにある私立学校に赴任しています.

第2回では,授業時間や勤務について紹介します.


第1回はこちらから


第1回では、子供達のランドセルがスーツケースのような車輪付きのカートであることをご紹介しました.

教科書も表紙が厚紙ですし、とても分厚いです.


ほかにも、私の配属先の学校は午前中の授業が終わるとシャワーの時間があるので(マナウスは暑く汗を大量にかくのでシャワーが必要なのです)、そのための着替えや、4年生までは給食のあとお昼寝があるので、そのシーツなど、荷物がたくさん必要なのです。


あと驚いたことは、ブラジルには毎時間ごとの休み時間がありません。


たとえば、小学校1年生は40分授業なのですが、午前は2時間連続授業をして、そのあと休み時間が20分あります。この間におやつも食べます。

そして3時間連続授業をしてお昼です。

1年生も80分、120分連続して座っていなければならないのでとても大変そうです。


しかし、このシステムは先生もとても大変です。

私は日本語教室で授業をしており、各学年の生徒が時間になったらやってくるのですが、授業が始まる前に3時間分準備して始めなければならないし、1時間終わってホワイトボードを消している間に生徒がやってくるし、3時間終わったあとは教卓の上がぐちゃぐちゃです。


そしてブラジルでは残業が許されないので、結局持ち帰って家で仕事をしています。

日本人は忙しい、働きすぎだ、とよく聞きますが、ブラジルでも日本と変わらず働いており、そんなに変わらないものだなあと思っています。


最後に、生徒たちの違いですが、日本でもブラジルでもとてもかわいいです。

しいて言えば、ブラジルにはアブラッソ(ハグ)の文化があるので、毎日生徒たちとアブラッソ(ハグ)をしており、ブラジルの子どもたちはとても人なつこいです。


人なつこくて明るく元気ですが、しかし時に元気すぎて、落ち着かせて授業するのがとても大変です...

そしてやはりサッカーの国、みんなサッカーが大好きです。


いろいろな違いがありますが、子どもたちはどこに行ってもとてもかわいいし、こんなかわいい子どもたちと日々過ごすことができる教員という仕事はとても幸せな仕事だなあと思います。(怒っている日もたくさんありますが。)


任期もあと半年を切りました。

後悔のないように、最後まで頑張りたいと思います。



Tchau!

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