ブラジルと日本の学校の違い①(全2回)

兵庫県公立 高校教員 利山 彩(りやま あや)


Bom dia!

JICA日系社会青年ボランティアの利山彩です。

日本では兵庫県の公立高校の教員として勤務していました。

現職教員特別参加制度を利用して、1年8か月、ブラジル、アマゾンの都市マナウスにある小・中一貫校に教員として派遣されています。


今回のブログでは、ブラジルの学校と日本の学校の違いについて、書いてみたいと思います。(私が勤務する学校は中流家庭が通う私立学校ですので、すべてのブラジル学校にあてはまるわけではありません。)


私はブラジルにはのんびりしたイメージがあったのですが、ブラジル人の朝はとても早いです。


学校や会社はたいてい7時頃には始まります。私の配属先も朝礼が7時15分からで、1時間目が7時半からです。

朝5時に起きるということはブラジルでは普通です。


ブラジルの学校は、半日制のところがほとんどです。午前か午後、希望で選べるようです。

先生は午前と午後、別の生徒を教えることになります。


じゃあ子どもたちは、あとの半日は何をしているのかというと、家にいる子もいれば、塾に行ったり、サッカースクールに行ったり、日本でいう習い事のようなことをしているようです。


そして、ブラジルは校区が広いことや、治安の関係から、親が送迎して通学します。

共働きの家庭は、昼には一度会社を抜けて迎えに行き、家でごはんを食べてさらに別の学校(習い事)へ送らなければならず本当に大変だなと思います。

どうしても抜けられない場合は送迎の車を、業者に頼んでいる家庭もあります。


そして、これがブラジルでいうランドセルです。


スーツケースですよね、これは(笑)。


初めて学校に行った時に、このスーツケースが並んでいる様子を見て

「今日は修学旅行があったのかな...?」

と思いました。


車で通学するため、背負う必要がないというのもありますし、ブラジルは通学する際の荷物がとても重いのです。

たとえば、これは数学の教科書です。



写真ではよくわからないかもしれませんが、A4サイズで、厚さが4cm近くあります。


ブラジルの教科書はとても分厚いです。

教科書と問題集が一緒になった形で、教科書に書き込む方式なのです。


また、表紙は厚紙でできていて、表紙だけでもとても分厚いです。これはノートもそうで、ブラジルではうすい表紙のうすいノートをほぼ見かけません。

なのでそれぞれの教科書がとても重いのです。


(つづく)

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