【今すぐ購入する】 きっかけはノエミア・イシカワさんとの出会い

きっかけはノエミア・イシカワさんとの出会い

最終更新: 2018年12月9日

第3回ワークショップ関連記事 Vol. 1

社)マナティー研究所の菊池夢美です.


12/15(土)に第3回【子供から大人まで対象】ワークショップを開催します.


参加申し込みはこちらで受け付けています.


ワークショップ開催までに,関連する話題をご紹介していきます!



今回は,ノエミアさんという日系ブラジル人の女性研究者との出会いについて紹介します.


彼女との出会いが,ヤノマミ族に興味を持つきっかけとなりました.


今年8月に,ブラジルでは日本人移民110周年記念行事がありました.


秋篠宮眞子様がマナウスにいらっしゃって,式典で祝辞を述べられました.


その式典会場で出会ったのが,ノエミアさんです.


彼女は日系ブラジル人2世で,国立アマゾン研究所でキノコ研究をしている方です.


私はノエミアさんの研究にとても興味を持っていたので,研究室にお邪魔してお話を伺いたいと相談したところ,ご快諾いただきました.

国立アマゾン研究所の先生は皆さん,とても忙しくて,椅子に座ってじっくり話すことができません.


先生たちが調査でアマゾンの森に入ってしまうと,その間はずっと電話が通じず,一切の連絡が取れなくなってしまいます.


そうすると,膨大な量の仕事が溜まってしまい,研究所に戻ると毎日その対応に忙殺されてしまう,ということです.


しょっちゅうフィールドへ行く先生たちは,研究所にいる間に少しでも打ち合わせを,という人たちが殺到して,先生の部屋では常に打ち合わせが行われています.


先生がトイレに立つときくらいしか,話しかけるチャンスがありません.


実際,私や学生たちは,ドアの外で交代に部屋を見張って,トイレに立った先生をつかまえて話をすることもありました.


そんな多忙を極めるノエミアさん,このときは運良くお時間をいただくことができたのです.

ノエミアさんの研究室は,私が普段お世話になっている水生ほ乳類研究室から車で5分ほどの距離にあります.


「夢美さん,ヤノマミ族をご存知ですか?これが彼らの食べているキノコの本です」


そう言って,キノコの写真の載ったハードカーバーの本を見せてくれました.

ヤノマミ族,名前は聞いたことがあります.しかし,彼らのことを詳しく知りません.


「ヤノマミ族は,キノコを食べる文化を持っています.でも,アマゾンの森でキノコを育てているのではなくて,彼らの生活そのものが,キノコの繁殖をサポートしているのではないか,ということが最近の研究でわかってきました.」


生活そのものがキノコの繁殖をサポートしている.


一体どういうことだろう?と興味をもちました.


ヤノマミ族は,文明から離れて,森の中で自然のものを使って暮らす先住民族です.


彼らは森を移動して木を運んだり,キノコを集めたりします.


そうする中で,キノコの胞子がヤノマミ族の移動によって運ばれて,彼らの生活圏内でキノコがよく取れるようになる,というわけです.


これが,キノコを育てているわけではなく,生活の中でキノコが自然ととれるようになる,ということです.


こうしたお話を聞いているうちに,どんどんヤノマミ族の暮らしに興味を持ち始めました.

自然の中で,自然のものを使って暮らす.しかもアマゾンの自然の中で,です.


とても過酷な環境に思えてしまいますが,それは私の目線で見た場合の話です.


森の中に暮らす彼らにとっては,その過酷さが日常です.



日本もキノコをたくさん食べますが,アマゾンのキノコって一体どんなものなのでしょう.

ノエミアさん「ヤノマミ族は,言葉はあるけれど,文字を持ちません.食べられるキノコをどうやってみんなで共有しているかわかりますか?」


夢美「色,でしょうか?それとも大きさ,とか?」


ノエミアさん「いいえ,色はみんな白っぽくて,特徴がそれほどありません.大きさもね,似てるものが多いんです.」

さて,これが第3回ワークショップのテーマの一つです.


ヤノマミ族の文化の特徴は,


①キノコを食べる食文化を持つこと


②言葉はあるけれど文字を持たないこと


どうやって,食べられるキノコをみんなで共有しているのでしょうか?


これはワークショップで紹介したいと思います.


お楽しみに!


参加申し込みはこちら


ワークショップ関連記事 Vol. 2はこちら

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