第3回海牛祭り(講師紹介:アリスティード博士)

最終更新: 3月10日

海牛祭りとは?


人魚のモデルとして有名な海牛類(マナティー,ジュゴン)についてくわしく紹介する,一般向けのサイエンスイベントです.


2021年3のテーマは「潜る鯨類と潜らない海牛類」です.


参加申し込みはこちらのPeatixのサイトから受付中です

(https://kaigyumaturi3.peatix.com)



講師紹介ブログを公開中!


三谷博士(発表タイトル:北海道でのシャチの暮らし


青木博士(バイオロギングで調べるマッコウクジラの潜水行動)

市川博士(ジュゴンのロデオ!ー人魚姫はどこで眠るのかー

小寺博士(イルカの歯の不思議)


菊池夢美(食べる行動をかんたんに調べたい


Daniel博士(濁った水の中の人魚 -ソナーを使ったマナティー調査-


アリスティードはカメルーン出身,昨年アメリカの大学で博士号を取得した若手研究者です.


アフリカ海生ほ乳類保護団体(AMMCO)を設立して,カメルーンでのマナティー保全や環境教育をすすめています.


アリスティードとの出会いのきっかけはFacebookです.


アリスティードの友達から,「友人がマナティーの研究をしているので力になってほしい」とメッセージを受け取りました.


こうしてFBでアリスティードと繋がり,翌年の国際水生ほ乳類学会で本人と会って話をすることができました.


この学会,ほんの数年前までは,アフリカ系の参加者を見かけることがとても少なかったのです.国際学会としては変なのですが,当時は気づいていませんでした.


最近ではアフリカマナティーの研究者の参加によって,学会でのアフリカ系の研究者の人数が増えてきました.


アフリカマナティーの研究の夜明けと私は呼んでいます.




2019年から地球環境基金を獲得し,AMMCOと一緒にアフリカマナティー保全プロジェクトをすすめています.


カメルーンのOssa湖で,アフリカマナティーの混獲防止とエコツアーの開発を目指しています.



アフリカマナティーの生態は謎だらけです.



どうしてこれほど数が減ってしまったのかもよくわかっていません.


アフリカマナティーは海牛類マナティー科ですから,草を食べる草食性です.


しかし,アフリカの生息地では「マナティーが魚を食べる」というのが一般的な意見です.



本当にアフリカマナティーは魚を食べているのでしょうか?


いろんな研究が試みられていて,過去にフンの分析で魚の痕跡が出てきたことが報告されています.


しかし,アリスティードたちの調査では,まだ魚を食べているという証拠はでていません



私たちはマナティーのことをまだまだ知らないのだな,と改めて気づかされます.



「マナティーが魚を食べる」


この通説のため,漁師さんたちはマナティーを害獣とみなして殺してしまうことがあります.


法律で保護されていても,地域の人の理解はまだまだ追いついていません.


正しい情報を伝える環境教育が求められています.



アリスティードは現地の状況を紹介してくれますので,ぜひ聴きにきてください.



カメルーンのアフリカマナティーの保全について(Aristide Takoukam・アフリカ海生ほ乳類保護団体(AMMCO))


アリスティードの発表は動画として受け取り,日本語字幕をつけています.


質問は日本語で構いませんので,ぜひyoutubeのコメント欄に書き込んでください.


後ほど講師から回答をもらう予定ですので,コメント欄を盛り上げてください!


2021年3月13日(土)13:30〜開催


オンライン・第3回海牛祭り


参加申し込みはPeatixのサイトから受付中です

(https://kaigyumaturi3.peatix.com



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一般社団法人 マナティー研究所

設立年度:2018年4月6日

役員:

代表理事;菊池夢美

理事;田中将太,   冨田明広

監事;坪井亜里沙

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