イルカみたいに音を聞いてみよう!(2)
- 菊池夢美
- 2020年8月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年10月29日
本物の博士といっしょに研究しよう!
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野生動物観察ワークショップはこちらから
すべてのワークショップが終了しました.
ご参加いただいた皆様,本当にありがとうございました.
今回は,8/8 - 15までのイルカ・ワークショップの内容を振り返ってみたいと思います.

まずはアイスブレークの○✖️クイズ
イルカはなぜ鳴くの?
その理由を説明したあとに,イルカの耳の構造を紹介.
水中生活に適応したイルカは,人間とはちがう音の聞き方をしています.
イルカの聞き方をマネする体験では,口で加えられる棒状のものを用意してもらいました.
みなさんが用意したもので,「これはおもしろい」と思ったのはいくつかありますが
パスタ!
私が普段食べているものよりも,しっかりと太いパスタをつかってくれていました.
そして,ペンや定規をつかって試してくれた子もいました.
私も最初はペンをつかいました.定規は思いつかなかったです!
終了後は質問タイム,どれもおもしろい質問でした.
イルカの蝸牛の大きさは?
なぜ水の中でも生きていけるの?
シロイルカの頭はなぜ大きいのか? etc.
水の中で生きていける仕組みを簡単に紹介しましたが,もっと複雑な体の機能があります.
興味がある人は,ぜひ図鑑などしらべてみてくださいね.
アマゾン川のイルカの映像を紹介したところ,
イルカの体がオレンジ色にみえる
と気づく鋭い人たちも!

アマゾン川のカワイルカ
そう,アマゾン川は水に色がついているんです!
映像から気づく,鋭い観察力におどろきました.
この写真と当日の映像は,ブラックリバーとよばれる,ブラジルのネグロ川の支流で撮影したものです.
紅茶をつよく煮出したような色なんです.
だからイルカの体がオレンジ色のように見えたんですね.
オンラインのワークショップでは,会場で実施するオフラインとくらべて,みなさんがスムーズに体験できました.
質問や発言も積極的で,シャイな人もオンラインだと発言しやすいかな?と感じました.
ワークショップにご協力いただいたご両親やご兄弟のみなさま,ありがとうございました!
そして参加してくれたみなさま,とても楽しいワークショップでした!
これをきっかけに,海の生き物,彼らが過ごす環境,そして彼らがみている世界に興味をもってもらえればうれしいです.
またすぐにあいましょう!
以下,8/8-15のワークショップの記念写真を掲載しております
※写真使用の許可をいただいた方のみご紹介しております
8月8日のワークショップ

8月9日のワークショップ

8月15日のワークショップ

本ワークショップは日本財団 海と日本PROJECTのサポートを受けて実施しています
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