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第3回海牛祭り(講師紹介:幸島教授)

更新日:2021年10月29日

海牛祭りとは?


人魚のモデルとして有名な海牛類(マナティー,ジュゴン)についてくわしく紹介する,一般向けのサイエンスイベントです.


2021年のテーマは「潜る鯨類と潜らない海牛類」です.


参加申し込みはこちらのPeatixのサイトから受付中です


3/12(金)17:00までの受付です


 

講師紹介の最後は幸島教授です.


三谷博士につないでもらったアマゾンマナティー研究は,幸島先生に相談することで実現しました.


私のアマゾンマナティー研究は,三谷博士と幸島先生のお二人につないでいただいたご縁で今日まで続いています.


幸島先生は現在,京都大学野生動物研究センターにいらっしゃいます.


先生の専門は雪氷生物


世界で初めて氷河に住む昆虫やミジンコを発見して,氷河にも生態系があることを明らかにしました



穏やかな人柄,困っている学生をなんとかしてあげたいという考えの幸島先生の研究室には,いろんな生物の研究者が集まっていました.


マナティー!マナティー!と言っていた私も,みんなと同じように幸島先生の元へたどり着き,そして本当にその年の7月にアマゾンマナティーの研究を実現できたのでした.




その後,私は博士号を取得して,大学や研究センターなどを転々とし,暗い気持ちの日々を送っていました.


大学や研究機関に固執していた当時の私は気持ちに余裕がなかったと思います.


そんな中,幸島先生はある大きなプロジェクトをスタートさせることとなり,私に声をかけてくださいました.


「ブラジルのアマゾン国立研究所とSATREPSプロジェクトを始めたいと思っているんだけど,マナティーの研究で参加してくれないかな?」


JICA/JST SATREPSプロジェクト「“フィールドミュージアム”構想によるアマゾンの生物多様性保全」https://www.jst.go.jp/global/kadai/h2503_brazil.html


声をかけてもらったのはとてもうれしく,二つ返事で参加することになりました.


実際は,このプロジェクトめちゃくちゃ大変だったし,もう無理!って思ったことは何度もありますが..




なぜ野生動物を絶滅させてはいけないのか?


幸島先生の講演タイトルです


みなさんはどんなお考えをお持ちでしょうか?


この問いかけに対する自分なりの答えをしっかり見つけられているひとは少ないのではないでしょうか


答えのない問いに対する,自分なりの答えを構築する機会にできればと思っています.


長年,野生動物の問題に携わってこられた幸島先生のお話,ぜひ聴きにきてください.




参加申し込みはこちらのPeatixのサイトから受付中です



3/12(金)17:00までの受付です



 

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